次は紫電改か疾風か五式戦かなんて思っていたら似たような雰囲気。興味のない人から見たらほぼ同じ飛行機?みんなゼロ戦?と思われている。いやいやそれぞれ全然違うぞって!誰も聞いちゃいない(笑)
でもこれは違うでしょう。同じ戦闘機だけどプロペラは二つ、ちょっとでかい。爆撃機か?
そうそう双発機へと突入。でも爆撃機や輸送機はあまり好きじゃない。
というわけで今度は、異色の双発複座戦闘機「屠龍」がお目見え!
というわけで情報収集。まずは模型屋にGO!
屠龍は人気が高いそうで、1/72以上は売り切れ!珍しい1/144二機セットがあったのでゲット。昭和50年の復刻版だそうです。このパッケージのカラーリングが珍しい。
てなわけで、定番的なやつを描き起こしました。(迷彩がいい感じです)
二式複座戦闘機「屠龍」
「二式複戦」と呼ばれ親しまれた双発戦闘機。
「二式複座戦闘機(にしきふくざせんとうき)は、第二次世界大戦時の大日本帝国陸軍の戦闘機。計画名称(試作名称、キ番号)はキ45改。愛称は屠龍(とりゅう)。略称・呼称は二式複戦、二式双戦など。連合軍のコードネームはNick。
1942年(昭和17年)に制式採用され、太平洋戦争終戦まで陸軍航空部隊の主力戦闘機として活躍した。
当機は、川崎航空機で開発された複座戦闘機である。当時、陸軍航空部隊は、重爆撃機B-29の襲来に備えて、強力な武装を備えた戦闘機の開発を要求していた。二式複座戦闘機は、この要求に応えるために開発された機体である。
屠龍の最大の特徴は、機首に装備された37mm機関砲である。この機関砲は、B-29などの重爆撃機を撃墜する威力を持っていた。また、機体後部には旋回銃座を装備しており、後方からの攻撃にも対応することができた。さらに三菱の「月光」で定評のあった上向き銃を装備。20mm機関砲2門を機首上部に斜め上45度方向に装備したもので、主にB-29などの高高度を飛行する敵爆撃機を迎撃するために使用されました。
上向き銃は、敵爆撃機が高度4,000m以上を飛行する高高度迎撃において有効でした。屠龍は、上昇力と速度が優れていたため、敵爆撃機の下方から接近し、上向き銃で攻撃することができました。
「屠龍」は、太平洋戦争の様々な戦場で活躍した。特に、B-29の迎撃戦においては、その強力な武装で多くの戦果を挙げました。しかし、終戦間際になると、B29に護衛戦闘機P51が付くようになり、二式複座戦闘機は徐々に劣勢となっていきました。
屠龍の生産数は、約1,700機。
機動性は悪いが重武装できた機体。戦闘機というには力不足ですが、働き者だったようで、地上攻撃にも重宝されました。特に戦争終盤のB29迎撃では20機以上撃墜したエースパイロットもいたようです。